Item type |
学術雑誌論文 / Journal Article(1) |
公開日 |
2023-04-20 |
タイトル |
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タイトル |
摩周湖の全面結氷条件の解明およびそれに基づく2021年2月の全面結氷日の予測 |
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言語 |
ja |
言語 |
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言語 |
jpn |
資源タイプ |
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資源タイプ識別子 |
http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 |
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資源タイプ |
journal article |
著者 |
亀田 貴雄
蜂谷 衛
仁平 慎吾
細川 音治
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抄録 |
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内容記述タイプ |
Abstract |
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内容記述 |
摩周湖の結氷状況を近くの展望台で1974年から2021年まで毎年観測した.その結果,摩周湖は48年間で27回全面結氷をしており,全面結氷率は56.3 %であった.摩周湖に近い川湯と弟子屈のアメダスデータを用いて,摩周湖が全面結氷する条件を調べた結果,川湯アメダスの2月の月平均気温が-8.9℃以下になると,95.5 %の確率で全面結氷年を推定できることがわかった.弟子屈アメダスの日平均気温の61日間の移動平均での年最低値が-7.8℃以下になった時にも95.5 %の確率で全面結氷年を推定できることがわかった.摩周湖は一定の日積算寒度に到達すると全面結氷するのではなく,前年の夏の気温の影響を受けて,全面結氷に必要な日積算寒度が変化することもわかった.この関係を用いて2021年の摩周湖の全面結氷日を2020年9月1日,2021年1月1日,1月16日時点で予測した.その結果,全面結氷日はそれぞれ2月22日,2月10日,2月8日と予測できた.2021年は2月14日に全面結氷したため,予測誤差はそれぞれ+8日,-4日,-6日であり,前後1週間程度の予測誤差となった.現在,摩周湖周辺では2月の月平均気温が上昇しているため,摩周湖が全面結氷する確率は,今後減少すると考えられる. |
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言語 |
ja |
書誌情報 |
ja : 雪氷
巻 84,
号 1,
p. 65-88
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DOI |
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識別子タイプ |
DOI |
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関連識別子 |
https://doi.org/10.5331/seppyo.84.1_65 |
権利 |
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言語 |
ja |
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権利情報 |
C 日本雪氷学会 |
出版者 |
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出版者 |
日本雪氷学会 |
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言語 |
ja |
著者版フラグ |
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言語 |
ja |
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値 |
publisher |
出版タイプ |
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出版タイプ |
VoR |
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出版タイプResource |
http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |