@article{oai:kitami-it.repo.nii.ac.jp:00008231, author = {半澤, 信智 and 黒河, 賢二 and 辻川, 恭三 and 中島, 和秀 and 山本, 文彦}, issue = {12}, journal = {電子情報通信学会論文誌B}, month = {Dec}, note = {ネットワークトラフィックの増大に伴う光ファイバ内の光パワーの増大により,ファイバヒューズの発生が懸念されている.ファイバヒューズの伝搬を抑圧できる光ファイバとして空孔アシストファイバが提案されており,10 Wを超える伝搬しきい値を有していることも報告されている.一方で,空孔アシストファイバの空孔位置によっては,従来の光ファイバで報告されている伝搬とは異なる,長周期の損傷痕跡を生じる伝搬が観測されることも報告されている.本論文では,2種類の空孔アシストファイバについて長周期の損傷痕跡を生じる特異な伝搬特性について評価したので報告する.入力パワー依存性を評価した結果,長手方向で伝搬速度が周期的に変化する特異なファイバヒューズ伝搬において,最大伝搬速度は入力パワーにほぼ比例して増大するのに対し,最小伝搬速度は入力パワーによらずほぼ一定であるという興味深い結果が得られた.更に入力パワーを増大させると,伝搬距解か数十cm以下に制限される不安定伝搬領域が存在することが分かった.また,空孔直径が大きい場合には,通常の伝搬しきい値に加えて伝搬可能な上限の入力パワーを与える新たな伝搬しきい値が存在し,この新たな伝搬しきい値はファイバヒューズによる空孔破壊に起因すると推測される.以上の結果から,空孔アシストファイバでは通常の伝搬しきい値の他に,ファイバヒューズが伝搬可能な上限パワーが存在し,その上限パワー以上での伝搬特性は空孔直径に依存して変化することがわかった.}, pages = {1369--1377}, title = {空孔アシストファイバにおける特異なファイバヒューズ伝搬特性}, volume = {J96-B}, year = {2013} }