@article{oai:kitami-it.repo.nii.ac.jp:02000476, author = {小森 博仁 and Bing XIONG and 齋藤 直輝 and Lin HAO and Baixin CHI and 矢野 真一郎 and 駒井 克昭 and 中山 恵介}, issue = {2}, journal = {土木学会論文集B2(海岸工学)}, month = {Nov}, note = {大気中のCO2削減に関して沿岸域の吸収機能が注目されている.本研究では,沿岸域のCO2動態に関する基礎的な知見を得ることを目的に,八代海における現地観測の結果を基に淡水流入の影響を考慮した海水中CO2(pCO2)動態の数値モデルを開発した.開発したモデルは,異なる成層条件でのpCO2や塩分・水温の時空間分布を良く再現できた.モデルによる計算結果より,河口周辺のCO2吸収量は河川の出水に伴って時空間的に大きく変動することが確認された.さらに,出水が沿岸域のCO2吸収量に及ぼす影響として以下が確認された.i) 出水直後は表層の淡水層によりCO2放出が促進される.ii) 混合が進み塩淡成層が弱まると,表層に植物プランクトンの極大層が現れ,光合成によりCO2吸収が促進される.}, pages = {I_847--I_852}, title = {八代海における淡水流入の影響を考慮した海水中CO2動態の数値モデリング}, volume = {77}, year = {2021} }