@phdthesis{oai:kitami-it.repo.nii.ac.jp:02000333, author = {岩渕 直}, month = {Sep}, note = {1.1.1 道路橋の老朽化 我が国の経済活動を支える基盤である社会資本は,高度経済成長期以降に多く整備され, 道路橋についても同様である.図-1.1.1 に国内の橋長 15m 以上の道路橋の建設年代を示す 1).本図より,高度経済成長期が始まったとされる昭和30(1955)年より後に建設された橋 長 15m 以上の道路橋は約21 万橋あり,全体の約94%を占める.道路橋の建設のピークは 昭和48(1973)年頃であり,5000 橋近くの道路橋が1 年間で建設された.このため,令和 5(2023)年には,これらの道路橋が建設後50 年を迎える.また,建設後50 年を超える橋 梁数は,令和4(2022)年の段階で約6 万橋(全体の約28%),20 年後の令和24(2042)年 には約16 万橋(全体の約71%)となる.道路橋の寿命は一概ではないが,一般的に50 年程 度とされることが多く,建設後50 年を超える橋梁を老朽化橋と定義すると,20 年後には約 7 割の道路橋が老朽化橋になるといえる2)~4).更に,中小橋を含めると,全国に架設される 橋長 2m 以上の道路橋は,道路統計年報5)によると約69 万橋が架設されている.橋長 2m 以上の道路橋でも橋長15m 以上の道路橋と同様の建設年代の傾向があるとすると,20 年後 には全国で約48 万橋が老朽化橋となる.また,老朽化により実際に通行止めや重量制限等 の通行規制を実施する道路橋も年々増加しており,令和元(2019)年の調査では全国で交通 不能の橋長 2m 以上の道路橋は約5500 橋,通行制限を設ける道路橋も約3600 橋あるとさ れ,老朽化による損傷が顕在化していると推測できる6).}, school = {北見工業大学}, title = {桁端部に腐食損傷を生じた鋼橋の支点部の耐荷性能に関する解析的研究}, year = {2022} }