@article{oai:kitami-it.repo.nii.ac.jp:02000309, author = {田中 悠暉 and 川尻 峻三 and 橋本 聖 and 川口 貴之 and 中村 大 and 山下 聡}, issue = {3}, journal = {土木学会論文集C(地圏工学)}, month = {}, note = {鉄道や道路の降雨時運転・通行規制の雨量指標として,地盤内の水分状態を間接的に表現する実効雨量を用いる事例がある.しかし,密度が異なる土構造物内の水分挙動と実効雨量との関係性や,崩壊発生時の実効雨量について検討した例は少ない.そこで本研究では,締固め度を変化させた2つの試験盛土が降雨によって崩壊した際の飽和度と実効雨量の経時変化の整合性を検討した.その結果,飽和度上昇によって進行性破壊を呈した低密度盛土では,飽和度と小さい半減期を採用して算出した実効雨量との整合性を確認できた.一方,主だった崩壊形態がガリ浸食であった高密度盛土では,飽和度と実効雨量との関連性は確認できなった.このことから,飽和度上昇に起因しない崩壊の発生を実効雨量を用いて予測することは困難であると予想される.}, pages = {276--281}, title = {締固め度を変化させた盛土の降雨による崩壊形態と実効雨量}, volume = {73}, year = {2017} }